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What's New ~株式会社保健企画からの新着情報〜

食料無料市に5名の職員が参加しました!
2023-07-31
鳥取民医連が中心となって取り組んでいる「食料無料市」が7月29日(土)午前中に開催され、保健企画より5名が参加しました。
鳥取市内の団地の本会場と、他の団地への物資「お届け」に分けられ、保健企画の参加者5名は団地へのお届け隊として参加しました。
私たちは、日頃より「生活と労働から疾病をとらえる」ことに重点を置き、日々の医療活動に取り組んでいます。
この夏は、暑さが厳しく、物価も高騰しています。行く先々で厳しい生活実態の聞き取りもさせて頂きました。参加者は、普段の薬局の中だけでは見えなかったことも、見たり感じたりすることができたようです。今回、初めて参加した職員の感想がありましたので紹介させていただきます。

普段、薬局内で患者さんと接するのとは違い、家に直接行く事で、患者さんの生活背景が見えた気がしました。足の悪い90代女性の方が3階に住んでおられ、買い物にでるのもごみを捨てるのもやっとで、食料を玄関先まで持ってきてくれるのはすごく助かるといってくださいました。他にも、70~80代二人暮らし。歯医者にかかりたいけど、金銭的な理由で、受診できない。どうしたらいいかと言われていました。
(参加者Aさん)

ご在宅の方は、食料をお渡しすると、皆さん「助かります」「本当に嬉しいです」と言われておられたのが印象的です。また、お渡しする際、アンケートにもお答えいただき、その中で、その方の生活や困りごとなどをおうかがいすることができました。そこでは皆さんが光熱費の高騰で支払いに困っていること、少ない年金でギリギリの生活をしているという困りごとを口にされていました。物価の高騰は、物凄い痛手で、本当に死活問題であり、これ以上削れない生活費を切り詰めて、どうにか生活しているという言葉が印象的でした。
今回数名ではありますが、実際に生の声を聞かせていただき、困っている人を孤立させることなく、この活動の重要性と継続していくことの必要性を実感しました。また、自分自身にとっても、本当に困っている方々の話を実際に聞かせていただき、何に困っているのか、何を必要としているのかを知ることができたこと、そして様々な問題をより身近に感じ、良い経験となりました。
(参加者Bさん)
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